【飛行機で英語を学ぶ#01】航空英語を使った英語表現学習

みなさんこんにちはだいすけです。
英語が必要になって勉強しなければならないのだけど「いまいちモチベーションが維持できないんだよなあ」という人結構いますよね。Youtubeやブログをみても「この人のようにテンション高い状態を続けるのは難しな」と思いますよね。モチベーション維持するためにあなたが少しでも興味あることで英語を勉強する方法として航空英語を紹介します。航空英語というとパイロットが管制官と更新するイメージがあるかもしれませんが、もちろんそれだけではありません。キャビンクルーが客に説明する際の英語、飛行機に何か起こったときに管制官や会社に状況を説明することもあります。ここではパイロット訓練性のためというよりは一般の人向けに航空業界はこんな感じなんだと興味を維持できるようにしていきます。

航空英語能力証明

国内線、国際線関係なく航空機のパイロットは航空英語能力証明というライセンスが必要になります。レベルは6まであり、レベル6はネイティブレベルになります。国際線運航にはレベル4以上が必要になります。TOEICならば700くらいあればレベル4になるのでこれを読んでいる人はおそらくすでにレベル4相当の人が多いのではないのでしょうか。実際、大手の日本人パイロットの大半はレベル4、英語ができる人はレベル5になります。このようにパイロットに必要な英語レベルはそんなに難しいことではないのが分かるかと思います。

航空英語能力証明試験内容

試験内容は大きく3つに別れています。

  • 一枚の絵の説明
  • ATC(管制官との交信)
  • 4コマの絵のストーリー説明

ご覧の通り、ATCの他は状況説明がほとんどになります。状況説明した後にはあなたならどうするかを聞かれます。例えば飛行機の事故の場合、状況説明と事故を未然に防ぐためにあなたならどうするか?などが質問されます。

ビジネスでも使える状況説明の英語

英語で状況を説明することはビジネス英語でも会話でも極めて重要です。通常、英会話を勉強する場合は、自分の意志を伝えるのと相手の話を聞き取ることに重きを置きます。確かにこの二つで用は満たすことができると思います。しかし、課題が与えられない限りこれでは会話は続きません。
レストランで注文をするなどやりたいことが明確な場合の英会話は多少勉強した人はできるようになります。外国人とレストランに行ってオーダーはできても楽しく会話をして食事でいない人が多いのではないでしょうか?なぜでしょうか?会話を弾ませるためには状況説明が必要だからです。日本人は日本人特有の気質のせいもあって気づいたことを言葉に表す練習が圧倒的に少ないのです。

状況説明がある場合とない場合

例えば、レストランで注文をする際に状況説明うまくできない人の会話の場合

 
店員
ご注文は何にしますか?
 
自分
このパスタをください

で会話が終わってしまいます。これに対して状況説明がすぐできる人は

 
店員
ご注文は何にしますか?
 
あなた
あの窓側に座っている人が食べているおいしそうな赤いパスタは何ですか?
 
店員
お目が高い!
あれは当店自慢のトマトパスタでございます
 
あなた
よくみるとほとんどの人が注文しておいしそうに食べていますね!
 
店員
はい
ここに来られるお客様のほとんどが注文なさいます
こちらははじめてですか?
 

といった具合に状況説明を付け加えるだけで格段に会話の質が上がるのがお判りいただけるかと思います。状況説明を付け加えると相手に話を振ることができます。これが会話のキャッチボールの基本です。状況説明は自分の考えの理由としても使えますし、相手や第三者への興味の表現としても使えます。ここが英会話が伸びる人と伸びない人との違いなのではないかと個人的には思っています。私のようなバリバリ理系出身の者にとっては状況説明のない会話は簡潔確実でむしろ良いのではないかと思っていたくらいです。

Level 4とLevel 5の違い

状況説明の重要性をわかっていただけた所で航空英語に戻ります。
ICAO(国際民間航空機関)が定める航空英語能力の定義をみてみると

となっています。実際のところLevel4は時制や文法が間違っていてもある程度状況説明ができれば取ることができます。これに対してlevel 5は単語、文法、時制、流暢さなどが求められます。これから上げていくブログを理解してしっかりやっていけば合格できると思います。今後のブログをお楽しみに!

試験時の注意事項

試験では次の事に気を付けましょう。

  • 答えにつまって「ummm」や「ahhhh」は使わないようにしましょう。減点対象になります。
  • 接続詞(then、however、soなど)や関係詞(who, which, that, whereなど)を適切に使いましょう。
  • 時制に気を付けましょう。基本、Picture Description では現在進行形、Story Descriptionでは現在形です。

まとめ

航空英語能力証明試験をを使って英会話を伸ばしていきます。管制官との交信以外は主に状況説明です。この状況説明は一般的な英会話でも大きな効果を作り出します。今後のブログで航空英語能力証明Level 4からLevel 5へ上げることを目指しながら解説していきます。

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