【初心者向け】誰でもわかるオリジナルのメールアドレスを作る方法と設定

こんにちはだいすけです。
コンピューターやインターネットが苦手な人でも中小企業や個人事業主の人で自分専用のオリジナルメールアドレスを欲しい人も多いですよね。ここでは自分のメールアドレスを持つまでのイメージと具体的な方法を説明します。さらにせっかくオリジナルのメールアドレスを持つなら追加費用がかからないのでオリジナルのホームページやブログなどをやってみましょう。もちろん難しいと思う方はオリジナルメールアドレスだけから始めてもでも全く問題ありません。

現在持っているメールアドレス

これを読んでいる方はメールアドレスというと次のどれかになるのではないのでしょうか?

  • 携帯会社の○○〇@softbank.jpや○○〇@docomo.ne.jpなど
  • インターネットプロバイダの○○〇@〇〇.so-net.ne.jpなど
  • フリーのメールアドレス○○〇@gmail.comや○○〇@yahoo.co.jpなど

携帯会社やインターネットプロバイダのメールアドレスは契約会社を変更すると使用できなくなります。一方、フリーのメールアドレスは安全性や信頼性に欠けるためイマイチです。そこでオリジナルメールアドレスの登場です。

オリジナルメールアドレス

オリジナルメールアドレスのメリットとデメリットは次のようなものがあります。

メリット

  • オリジナルのメールアドレスを確保しているのでインターネットプロバイダや携帯会社の契約会社を変更しても継続できる
  • 会社や個人のブランドをアピールできる
  • 安全性や信頼性が上がる

デメリット

  • サーバーやオリジナルメールアドレスを維持するのに費用がかかる
  • 設定に多少手間がかかる
  • 自分で管理維持しなければならない

今までのメールのイメージ

今まで使っている携帯会社やインターネットプロバイダまたはフリーメールの送受信するまでのイメージを説明します。今までのメールアドレスのイメージはそれぞれの契約した会社に設置された集合メールボックスです。スマホやパソコンは端末と呼ばれ受信の場合はこの端末が各自のメールボックスにメールを取りにいってスマホやパソコンの画面で見られるようになります。これに対して送信の場合はスマホやパソコンの端末が契約した会社に備え付けられた郵便ポストにメールを投函します。したがって会社の住所はあらかじめ決まっており、「@」以降は変えることができません。

オリジナルメールアドレスのイメージ

これに対してオリジナルメールアドレスの場合は一軒家のイメージになります。この場合、レンタルサーバー会社が住宅建設会社にあたります。メールアドレスである住所と家を別々に購入します。レンタルサーバーである住宅建設会社が家の前に家のポストと送信用の郵便ポストを同時に作ってくれます。今までと違うのは住宅建設会社なのでもれなく家が付いてきます。この家のスペースを使ってホームページやブログを作ることができます。

オリジナルメールアドレスを作る方法

オリジナルメールアドレスの確認

まずは希望するドメイン(オリジナルメールアドレスの@以降の部分)が誰も使っていないことを下記の

で確認します。次のステップのレンタルサーバーを契約するとこのドメインが無料で作れることが多いのでここではチェックのみにしましょう。いくつか候補をあげておくとレンタルサーバー契約がスムーズになります。

レンタルサーバーを選ぶ

次にレンタルサーバーをを選びます。値段や容量などさまざまなものがあります。
有名なレンタルサーバーとしては以下のものがあります。キャンペンなども結構な頻度でやっているので比較して決めてください。普通にオリジナルメールアドレスとホームページやブログならばベーシックプランで十分だと思います。値段は月1000円以下くらいです。オリジナルメールアドレス(ドメイン)が無料で作れることが多いのでレンタルサーバー代のみの費用になります。

  • エックスサーバー

  • Conoha Wing

  • mixhost

スマホやPCのメール設定方法

スマホやPCのメールの設定には

  • SMTPサーバー
  • IMAPサーバー
  • POPサーバー

の3つのサーバーのアドレスが必要になります。Conoha WINGというレンタルサーバーの場合、mail〇〇.conoha.ne.jpがサーバーのアドレス(@はありません)になります。それぞれのサーバーの意味は

  • SMTP ⇒メールを送信する郵便ポストにあたります。
  • IMAPまたはPOP ⇒ メールを受信する自宅ポストにあたります。

POPはサーバーにメールが残りません。端末への転送になります。これに対してIMAPはサーバーにメールが残り同時に複数の端末からメールをみるのに適しています。これらのアドレスはレンタルサーバーのメール設定のところで確認することができます。

iPhoneのメール設定

【設定】⇒【メール】⇒【アカウント】⇒【アカウントを追加】に進みます

一番下の【その他】を選択し【メールアカウントを追加】に進みます

名前:任意で決めます。(メールを送信時相手に差出人として表示されます。)
メール:設定するメールアドレスを入力します。(@以降も含め)
パスワード:メールアドレスのパスワードを入力します。
説明:任意で決めます。(アカウントの設定名となり、メールアドレスを入力時自動で入力されます。)

受信メールサーバー
ホスト名:コントロールパネルにて確認したPOP/IMAPサーバーの情報を入力します。
ユーザー名:設定するメールアドレスを入力します。(@以降も含め)
パスワード:メールアドレスのパスワードを入力します。

送信メールサーバー
ホスト名:コントロールパネルにて確認したSMTPサーバーの情報を入力します。
ユーザー名:設定するメールアドレスを入力します。(@以降も含め)
パスワード:メールアドレスのパスワードを入力します。

最後に右上の【保存】を選択します。

PCのメール設定

PCも設定は基本iPhoneの設定と同じです。まずメールソフトを立ち上げます。設定から【アカウントの管理】や【アカウントを追加】などがあればそれを選択します。こちらでもgoogleやOutlookなどあると思いますが【その他】や【その他のアカウント POP、IMAP】があればそれを選択します。その先はiPhoneと同様、SMTPやIMAPの設定をすれば終了です。

まとめ

パソコンが苦手な人でもオリジナルメールアドレスを作る方法でした。サイトを作る前提なのでレンタルサーバー費用がかかりますが、設定は一度やってしまえばそのあと困ることはほぼありません。あなたのブランディングや安全性の向上のためにオリジナルメールアドレスを作ってみませんか?

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