【AMP対応】ここが変わる!変更後の記事ページの変化

みなさんこんにちはだいすけです。
ブログのモバイル表示がだいぶ遅くなってきたのでAMP対応にしてみました。確かに表示は早くなりましたが、記事ページの表示がだいぶ変更されました。ここでは私のブログを例に何が表示されなくなったり配置がどのように変わるのかも含めAMP対応にすることによるメリットとデメリットを紹介します。

AMPとは

AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、ひとことで言うならば「モバイルページを高速に表示させるための手法」のことです。AMPページの仕様はかなり限定的で、非同期のJava Scriptのみを許容していたり、全てのコンテンツのリソースサイズを静的に規定するなど「読み込みに時間がかかることはさせない」という方針で仕様が策定されています。またAMP CacheというAMPページを配信するためのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)によってキャッシュされます。ユーザーが検索画面やSNSにシェアされたURLからAMPページのリンクをタップすると、AMP Cacheに保存されているキャッシュからコンテンツを返します。
これによって読み込みや描画の負荷を減らし、コンテンツを一瞬で表示させることを実現しています。

AMP導入のメリット

  • ページの表示が早くなる
  • 検索結果のカルーセル表示部分にサイトが表示される

ページの読み込み速度が断然早くなるので、ユーザーが「遅い」と感じることが少なくなり、記事を読み進めることが多くなります。またカルーセルが検索結果直下に大きく領域を取り、表示されるため、クリックされる確率が上がると思われます。さらに、記事がクリックされなかったとしても、カルーセル表示の写真+テキストを見てもらえるので、表示効果を得られます。この2大メリットがAMP導入の理由になります。

AMP導入のデメリット

  • AMP対応前と対応後でデザインやコンテンツをうまく表現できない可能性がある
  • 今のHTMLとAMP HTMLを「2重」で管理が必要
  • 一部の広告タグしか利用できない

特にJavaScriptを多用している場合、表示できないコンテンツなどが出てくる可能性があります。また通常のHTMLとAMP用のHTMLを用意しなければならないので管理が複雑になります。最後に重要なのは一部の広告しか表示できないことです。これはアフィリエイトをしているサイトにとっては致命的です。

実際どこが変わったか見てみよう

1.記事ページのみAMP化

AMP対応前後でホームのPageに変化はありません。ホームから各記事に移動しても通常表示になります。ダイレクトで記事にいった場合のみAMP化された記事になっています。

2.ヘッダーのメニューが消えた

このようにヘッダーのメニューがなくなっています。右上のメニューは通常通りなのでカテゴリーなどはこちらに設定が必要です。

3.固定フッターが消えた

固定フッターがなくなります。【お問い合わせ】などがここだけだとホームに戻らない限りたどり着くことができません。

4.画像同士の間隔がなくなった

意図的に感覚を開けた場合でもすべてなくなり画像が繋がっているように見えるので違和感が生じます。

5.フォントの大きさが一種類になった

強調するためにフォントを大きくした文字でも全てのフォントの大きさが統一されます。

6.広告が表示されなくなった

アフィリエイターには致命的なことです。広告が表示されません。広告を表示させるにはAMP対応の広告を貼る必要があります。googleアドセンスの場合はAMP対応を設定することによって表示することができますがASPから通常の商品広告のコードを貼っている場合は表示されません。AMP対応の広告に変更する必要があります。

AMP化する場合は対応前提でサイトを作らなければならない

以上のようにサイトの表示速度やカールーセル表示などのメリットもありますが、今まで苦労して作ってきたサイトをそのまま表示させることはできません。表示を早くするためベーシックな機能のみといった感じです。AMP対応にするならばあらためて考えるか、あらかじめAMPサイトとして構成を考えなければなりません。

メリットあるがデメリットも多い

このように表示スピードが速くなるというメリットはありますが、自分の思ったサイトを作れないというデメリットもあります。メリットとデメリットをよく考え自分のサイトに合うかよく考えたうえでAMP化することをオススメします。

この記事を書いた後、大変な事件が起こりました。詳しくは下の記事を参考にしてください。

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まとめ

表示速度アップのためのAMP対応の実際のメリットとデメリットでした。確かに表示速度は速くなります。しかし、標準での細かい設定はまったくと言ってよいほど機能しません。広告もgoogleアドセンス以外のものはAMP対応のものでなければなりません。新たにサイトを立ち上げたり、ブログを始めたばかりで記事数が少ない場合は更新できますが多い場合はほぼ不可能です。AMPも日々進化しているので将来的にはこれらのデメリットも解消していくことが予想されます。

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