みなさんこんにちはだいすけです。
海外から帰国したときに現地で購入した家電は日本で使えるのか？という疑問が多くあると思います。せっかく高価な家電を買ったのでできれば日本でも使いたいと思いますよね。またエスプレッソマシンのように海外の方が安くて品質が良いものが手に入るなら海外で購入したいですよね。そんな疑問にお答えします。
世界の電化製品の仕様
海外で使用されている電化製品の使用は大きく次のようになります。
- 電圧： 100-120Vと220-240Vの2種類
- 周波数： 50/60Hz
- プラグ形状： 8種類
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンには大きくヨーロッパ仕様の「230V/50Hz」と、アメリカ仕様の「110V/60Hz」があります。もし日本で使用するための購入であれば「110V/60Hz」を選んでください。定格電圧に範囲があり100Vが含まれていればそれに越したことはありません。
230V/50Hzの場合は変圧器が必要
日本の電圧が100Vで低すぎるため残念ながらそのままでは動きません。昇圧の変圧器が必要になります。家庭用のエスプレッソマシンの場合、消費電力は1000～1500Wです。変圧器は最低でも2000W以上のものを購入してください。
110V/60Hzの場合は可能
家電製品は通常定格電圧の±10%の許容範囲が考慮されています。したがって110Vの場合、99~121Vになるので100Vはギリギリ範囲内になります。しかし、あくまでも「通常」であってメーカーによって違う可能性もあり、公表もしていない場合が多いので確実な数値ではありません。いずれにしろ日本の電圧100Vは低い方になるので動かない可能性はあっても発熱したり爆発することはないでしょう。
【電圧に関して】
実際は110Vモデルであれば日本でもそのまま動作するようです。エスプレッソマシンは熱を扱うので、電圧が低いと発熱能力が落ちることはあるようですが、起動時のヒートアップに時間がかかることを除けば、問題ないというのが実感です。
【周波数に関して】
周波数はモーターなど回転数に影響するため、グラインダーやポンプの能力に影響します。アメリカ仕様の110Vモデルは、60Hz仕様です。したがって50Hzの東日本で使用すると、グラインダーは回転数が低下するのでグラインド速度は遅くなり、エスプレッソマシン内蔵のポンプは流量が落ちることになります。しかし実際は問題なく使用できているようです。周波数は変圧器でも変えることができないのでどうしても関東でグラインダーやポンプの性能を100%発揮したい場合はヨーロッパ仕様の230V/50Hzの仕様のものを変圧器を使って使用するしかありません。しかし、実際はそこまで問題にならないのでアメリカ仕様の110V/60Hzのもので良いのではないかというのが個人の意見です。
充電式掃除機（Dysonなど）
ほとんどの場合、ACアダプタによる充電になります。ACアダプタの定格電圧は100-250Vのことが多いので変換プラグを付けさえすれば日本でも使用できます。しかし、日本の電圧が低い分、充電に時間がかかる可能性がありますがほぼ問題ありません。
保証の問題は避けられない
海外で購入した家電を日本に持って帰る場合に避けては通れないのは故障した場合の保障の問題です。定格電圧範囲外で使用した場合、故障してもおそらく保証はされません。購入した国でないと保証できないなどの問題もあり得ます。海外製品を日本で使用する場合はこのようなリスクは避けることができないことに注意しましょう。
日本の家電を海外で使う
日本の家電を海外で使う場合の注意点は下の記事を参考にしてください。
みなさんこんにちはだいすけです。海外経験のある人にとって一度は悩んだことがある電圧事情。日本の家電が海外で使えるのか？海外で購入したものは日本で使えるのか？迷ったことがある人は多いと思います。そこで国内と海外の電圧事情や使えるもの使えないも[…]
まとめ
海外で購入した家電を日本で使用する場合の注意点でした。せっかく海外で良いものを購入したなら日本でも使用したいと思うことも多いと思いますが電圧や周波数には気を付けてください。海外はたいてい日本より電圧が高いので日本で発熱や爆発はおこらないので試しにつないでみるのもありだと思います。ただし、仕様外で使うので個人の責任でお願いします。