【Ubox8】海外居住で国の規制によって視聴できない場合の対処方法

視聴する国によってインターネットのアクセス規制によって視聴できないことがあります。Uboxはこの度にUpdateされ視聴できるようになってきてます。しかし、まだ視聴できな場合に可能にする方法を紹介します。

どうやって規制をしているのか?

これにはDSN (Domain Name System)というシステムが深く関わっています。DNSとはいわゆるコンピュータの住所検索サーバーです。通常、どこかのサイトにアクセスする際にアドレス(http://******)が必要ですが、このアドレスと実際のコンピュータのアドレス(IPアドレス)は違います。サイトのアドレスは不変なのに対してこのIPアドレスは電源を入れるたびに変わります。そこでDNSサーバーの登場です。コンピュータの電源が入るたびにその都度DNSサーバーにIPアドレスを登録しなおします。サイトのアドレスを入力するとこの住所検索のDNSサーバーにアクセスして目的のIPアドレスを入手します。通常このDNSサーバーはプロバイダが用意したものになります。つまりその国のDNSサーバーになります。この住所検索のDNSサーバーに規制をかけることで目的のコンピュータのIPアドレスが分からないようになっています。つまりアクセスできないということになります。

解決方法は他国のDNSかVPN

そこで他国のDNSサーバーにアクセスすることでIPアドレスを手に入れるアプリがあります。今回はDNS Changerというアプリを使用します。ちなみにこのアプリはgoogleのDNSサーバーにアクセスします。UBビデオに関してはこれでたいてい解決できます

しかしAmazon Prime videoのように現在地の確認が必要なソフトに対してはDNSとは異なった方法で解決しなければなりません。それにはVPN(Virtual Private Network)というシステムで解決します。簡単に言うと相手側のIPアドレスを直接入力して相手側のセキュリティ認証のもと暗号化してダイレクトに接続する方法です。このVPNを使用し、日本のコンピュータに接続することによってプログラムやアプリを日本にあるコンピュータから接続しているかのように見せることができます。この場合、住所検索のDNSサーバーは日本のコンピュータからなので日本のプロバイダが用意した日本のDNSサーバーになるため日本国内で規制がない限り上記のDNS問題も同時に解決できます。しかし、VPNは現在数種類の接続方法があり、少し専門的な知識が必要なのでここでは最も簡単なアプリで解決できる方法を紹介します。VPNとDNSの違いについては下の記事を参考にしてください。

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DNS Changerのインストールと使い方

DNSサーバーアプリはもともとUbox 8の中にあります。

APP市場を選択します。
DNS Changerをインストールしたあと右クリックまたは【戻る】ボタンで戻ります。
マイコレクションに追加したあと【DNS Changer】を選択します。
初回はチェックを入れてAcceptを選択します。
どこもいじらずただ【START】を選択します
これでDNSサーバー問題は解決です。このままの状態で右クリックまたは【戻る】ボタンで戻ります。Uboxの電源を切らない限り有効です。電源を入れっぱなしでもUbox自体は問題ありません。戻ってUBビデオをを立ち上げてみてください。

VPNアプリのインストールと使い方

こちらは少し複雑です。IPアドレスは毎回変わるものなので本来毎回チェックしなければなりません。今回はもっとも新しく簡単なOpen VPNという接続方法を紹介します。この方法は毎回IPアドレスをチェックする必要がありません。もっとも良い方法は日本の実家などにVPNサーバーとしてのコンピュータを用意するかVPNサーバー機能付きのWifiルーターを設置して海外から直接接続する方法です。VPNサーバー機能付きのルーターは結構ありますが、多くの場合は毎回IPアドレスをチェックしなければならない古いタイプの接続方式が多いので、VPNを理解したうえでやってください
ここでは実家などにOpen VPNサーバー付きWifiルーターがない前提で説明します
日本で自分のVPNサーバーを構築する場合は下の記事を参考にしてください。

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【マイコレクション】から【Playストア】を選択します。
「vpn gate」と入力して検索し「VPN Gate Viewer」と「OpenVPN Connect」の2つのアプリをインストールします。

右クリックまたは【戻る】ボタンで戻り、【マイコレクション】に追加します。

【VPN Gate Viewer】を選択します
OpenVPNサーバーを公開しているありがたい方々です。ここで注意しなければならないことは大きなサーバーだとすでにAmazon側で目をつけられていて接続はできてもAmazon Prime Videoなどがが視聴できない可能性があります。小さなサーバーだと接続そのものができない可能性があります。Mbps(回線速度)とPing(反応速度)がそこそこのものを選ばなければなりません。一旦接続が成功してAmazon Prime Videoを視聴しはじめたあとにVPNが切れたとしても位置情報確認は始めだけですので引き続き視聴できます
サイトを選択し、【IPアドレスをコピー】を選択します。
するとOepn VPNが自動的に立ち上がりこのような画面になります。【OK】を選択します。
チェックを入れて【ADD】を選択します。
接続が完了しました。このままの状態で右クリックまたは【戻る】ボタンで戻って【マイコレクション】から【プライム ビデオ】を選択します。
視聴できました!

まとめ

海外居住で国の規制によって視聴できない場合の対処方法でした。DNSとVPNはそれぞれ異なった方法です。手間と目的を考えて使い分けてください。規制は結局はイタチごっこです。視聴できなくなったときはまた新たな方法を紹介したいと思います。

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